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小林よしのり
2018.5.16 02:53日々の出来事

今夜9時だよ、生放送


今朝の朝日新聞「セクハラ許す日本の謎」を読んで、

背筋が寒くなる恐怖を覚えた。

 

1人の論者は、無断で会話を録音することを勧め、

「結婚・出産に関する質問はOUT」と言い、

「国はハラスメント全体を防止する法制度を作るべき」

と言う。

 

1人の論者は、CMや番組で「不快な表現」をチェック

する仕事をしており、バラエティーで性的な文脈で

外見やふるまいをからかうことに異を唱えることを

正義と思い込んでいる。

自主規制、表現の自由を委縮させることに何のためらい

も感じていない。

 

1人の論者は、「国際社会では」、「世界では」という

言葉を多用し、日本では「人権」意識が遅れていると

主張する。

「人権」というものがイデオロギーであるということ

すら知らないで、無自覚の左翼に嵌ってしまっている。

 

マルクス主義的「革命」は望んでいなくとも、方向性

は「左翼」なんだから、「サヨク」と記す必要はない

のかもしれない。

これからは「自称リベラル」にも、「左翼」と指摘して

やることが大事に思えてきた。

 

とりあえず、今夜9時からのニコニコ生放送とYouTube

ライブを見よう。

泉美木蘭さんとの「オドレら正気か?」、今夜は

笹幸恵さんをゲストに迎えて、

「セクハラ糾弾全体主義を撃つ!」と題して、生放送

します。

イデオロギーに嵌らず、徹底的に論じてみようと思う。

 

 

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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